優秀なのに評価されないのは理由がある!!
真面目に仕事をしているだけでは、給料は上がらない!
無能な男性より、有能な女性がなぜ評価が低いのか?
働く女性の多くは、真面目に仕事に取組み、長く働きたい、スキルアップもしたいと意欲的なのに会社の評価は何故か低いと感じています。社員を評価する方法は、会社によってさまざまです。
真面目にやっていれば、給料が上がる?
「男女関係なく、能力があるなら評価します」は、あくまでも「会社の方針」だけで、実際は違います。「次回は考えてみるから」「利益があがったら」も何年も給料は上がらない。給料など会社の予算内で決める場合も、評価する上司の主観で決まってしまうことが多々あります。
これは、女性に限った事ではありません。有能なのに評価されないそこには、本音とタテマエがあるからなのです。
同じ能力を持った男女の場合、どちらを昇格するのか?
無能な上司は、思い込みで無意識に女性像を決めつけてしまっている。
男性は役職をつける、女性は感情的になるから上司には不向き、女性は若くて職場を明るくする存在がいい。男性は無理もきくが女性は、結婚、育児など急に休む、早退、あるいは退職してしまう可能性もあると思っています。
●女性を責任者にした場合
「女の下でやってられるか!」快く思わない男性がいて仕事がやりずらい。また女性は感情的になるからこまるよなと言われる。
●最初からハードルを上げられている
「期待通りの仕事をしてくれれば評価もするが、結果を出さなければ、当然、評価は下がるから」など最初から厳しい!嫌な仕事ばかりを押し付けられる。やってもいない責任だけを押し付けられる場合もある。
●責任のある仕事を任せてもらえない
男性が多い職場では、責任の重い仕事を女性に任せようとしない傾向にあり、男性のアシスタントとして使っている。いつまでたっても雑用ばかり、そのうち諦めてしまう。
●男性は家庭があるから
女性だって立場は同じ!男性の方が給料、賞与が高い!
評価が上がったところで給料が上がるわけでもありません。上司の給料は下がることはなく、一人を上げれば誰かが下がるようにしていることもあります。
無能は上司は、部内、トップの顔色ばかり気にする。本音とタテマエばかりの会社の体質、上司の下では、永遠に正当な評価ができず、給料も上がらないでしょう。それなら、正当な評価が出来る場所に思い切って転職するほうがいいのです。
とは言っても…
年齢や家庭の事情などを考えるとなかなか転職もできないのが現実です。
評価されないのは、理由があるから!
自己評価が低すぎる。
「まだまだ、わたしなんて」という謙虚さは、まだまだ努力しなければという前向きな考え、行動があり、これから良い人材になっていく可能性があります。
「わたしなんか」という自己評価が低すぎるのは、一見、謙虚に見えますが自信がなく、ものごとをマイナス面で捉えやすくなり、自らの可能性を狭めてしまっています。「わたしなんか」と思っても、人が自分より評価が良かったら、
はやり面白くないのです!
長年、企業に勤務していた経験から、なぜ、この人は真面目に仕事をしているのに評価されないのかわかるようになりました。
他人から見た自分と、自分から見た自分に気づく
信頼、視点、姿勢、コミュニケーション、人、仕事から見てみます。
□ 悲壮感、疲労感を見せている
□ 人を寄せ付けない雰囲気をしている
□ 姿勢が悪い
□ 身だしなみを気にしない
□ 笑顔がない
□ 「でも、たって」、「言い訳、ぐち」が多い
□ 人の愚痴ばかり聞くはめになっている
□ あきらめが早い
□ 自分より能力が下だと思う人には、言動が雑になる
□ 自分だけが、忙しいと思っている
□ 強い人にはいい顔をしてしまう
□ 仕事をことわれない
□ 周りの人の助けを求めない
□ 仕事の終わりを逆算して進めていない
□ 前向きな提案が出来ない
□ 根回しが出来ない
これらは「やっているつもりの自分」と上司、同僚、部下「他人から見た自分」とのギャップに気が付くことです。仕事は出来ないと困りますが、真面目にやっているだけでは、評価は上がりません。
評価される人の特徴
★評価される人は、忙しくても平然としている。
時間配分が出来ているので無駄な時間を過ごさない、時には昼休みを使うなど残業ありきで仕事をしていません。
★誰が何をしているか把握をしている。
その仕事は○○で、この仕事は○○と、誰が何をするのかわかっているので無駄に仕事を振らない、振られないのです。
★会社、チームの貢献をしている。
個人の成果だけではなく、チームや部署、さらには会社としての成果を出している。仕事は、一人でしているわけではないのでコミュニケーション、チームワーク、誰かをフォローすることで良い関係性が生まれます。
★業務の終わりから逆算して取り組んでいる。
すべて完璧にする必要がない。修正や変更があった場合のことも考えて、期日に余裕をもって提出できるほうがいいのです。
★プラスアルファなアイデアなどを提案できている。
頼まれた仕事だけではなく、こうしたほうがもっと良くなるなど提案することで、無駄なものを省き、より良いものができるようにしています。
★事前の根回しをしている。
普段からそれが出来ていると仮に失敗しても攻撃されることはなく、人を好意的に見てくれます。意見も通りやすく、嫌な仕事を押しつけられることもなく、人は協力的になります。
★コミュニケーションがとれている。
雑談が苦手でもコツコツ下を向いて仕事をしているだけが仕事ではありません。過度な褒め言葉は嫌味になりますが人は褒められると悪い気がしません。笑顔で適度なコミュケーションをとっている。
★落ち着いた話し方をしている。
感情的ではなく、人の立場を考慮しながら話ができる。
★背筋を伸ばして、ゆとりのある凛とした外見をつくっている。
マイナスイメージを人に見せないように笑顔で姿勢を美しく保っている。
「姿勢」「外見」「体の動きや態度」は、表情と同じくらい感情が出やすい。「自信のなさ」は外見から見て取れてしまいます。
評価では「やっているつもりの自分」と上司、同僚、部下からの「他人から見た自分」とのギャップが面白いように違っています。「他人から見た自分」の印象をコントロールすることで周りからの印象が変わり、仕事がやりやすくなり、評価されるようになるのです。
「できそうな人」「この人となら一緒に仕事ができそうだ」と思わせることは、そんなに難しいことではありません。
真面目にやっているだけでは、評価が上がらず、給料も上がりません。人からどう見られているかということを意識し、人からの印象をコントロールすることです。