ピラティスって何?

ピラティスのはじまり

 

もともとは、リハビリからうまれた運動。

 

ピラティスは、
ドイツの従軍看護師だったジョセフ・H・ピラティスが、負傷兵のリハビリのために考えられたものです。


負傷した兵士は、身体を自由に動かすことができません。
なにもしないでいると筋力が徐々に落ち、身体の回復がおくれてしまうこともあります。


1880年ドイツで生まれたピラティスは、
幼いころから 喘息、くる病、リウマチ熱などの病気になやまされてきました。

病気を克服するために、あらゆるスポーツ、ボディ・ビルディング、ヨガ、禅などを行うことで、

 

独自のピラティスメソッドがうまれました。

 

ピラティスの大きな特徴は

日常生活が、とても楽になっていきます。

 

身体を自由に動かすことができない人でも、
寝たまま、短時間で回復でき、だれでも、いつからでもはじめられます。

 

呼吸にあわせて、普段意識することがない、身体の奥の筋肉をゆっくり動かしながら、骨格や筋肉バランスをととのえていきます。

 

正しい動きをすることによって、身体を動かすときにムダな力をいれなくても動けることができるようになって行きます。

 

ピラティスを行なうと、一瞬で気分がよくなってきます。

 

もともとある身体の機能を高めるだけではなく、人生に対する考え方までも前向きになっていき、心と身体の健康をもたらすのです。

 

ピラティスとヨガの違いってなに?

ピラティスは「動」 、ヨガは「静」、


精神、健康、運動を意識している人なら、ピラティスやヨガという言葉を一度は聞いたことがあると思います。

 

ヨガは、やっていた、今やっている人も多いと思います。

 

ピラティスはというと、まだやったことがない、知らないという人も多く、実際のところ、ピラティスとヨガのちがいをわかる人も意外とすくないです。

 

ヨガとは、

「心・体・魂」を一つにつなげる訓練のために生まれ、腹式呼吸、「精神の安定、癒し」を目的としています。

「身体柔らかいよね」とか、「瞑想系だよね」とかいわれます。

 

ヨガの発祥は、かなり古く、今から四千年くらい前のインド・インダス文明までさかのぼります。

次世代へ継承を繰り返し、さまざまなヨガスタイルがうまれてきました。

現在ヨガ人口は、100万人以上といわれています。

 

心と身体のバランスを得るため、様々なポーズや呼吸法、瞑想を行います。

 

 

ピラティスとは、

胸式呼吸、「身体の機能回復やマインドの向上」を目的としています。

 

ピラティスって何?

「ティラミス?」とか、
「ヨガみたいなものでしょ?」とか、
「体幹を鍛えるんでしょ?」とか、
「けっこうきつい」といわれます。

 

私も始めは、「ピラティス」を「ティラピス」と言っていましたからむりもないです。

 

ピラティスもヨガの要素をとり入れているので共通点はありますが、

「普段使うことのない筋肉」、「インナーマッスル」に意識を向けながら身体を動かしていきます。

 

身体の構造がわかると

より解剖学的に、身体の構造や動きを理解して動かし、今、どの筋肉を意識するのか、どこを動かしているのかといった知識が得られます。

 

例えば、

肩こりや腰痛には、どの筋肉を動かせばいいのか、身体のどの部分に意識を向ければいいのかがわかるようになり、

 

つまり、

いつまでも、整体や治療院などに施術してもらうのではない、一時的でもない、

 

「自分で身体の改善が出来る」ようになるのです。

 

それって、すごいことですよね!